女流作家・Sさんが訪ねて来られた。
年に何度かお会いしているので“常連さん”である。
彼女はもともと霊感の強い人である。
お話を始めて5分くらい経過した頃、わたしの右側にSさんの先祖らしき人がすーっと立った。
「Sさん、きょうは先祖を連れて来られましたね。ここに立っておられ、伝えたいメッセージがあるようです」
「えーっ!やっぱり…。さいきん不思議なことが続いているんですよ。…セットしていない時間に目覚まし時計が鳴ったり、ライトが勝手に点いたり…職場でも冷蔵庫の引き戸が勝手に…」
「その方は悪い霊ではありませんが…」(※プライバシー保護のため割愛いたします)
読者の中にも「とつぜん電化製品のスイッチが入った」という経験をしたことがある方もおられるのではないだろうか。
全てとは言わないが、霊現象として起こる場合がある。
先祖がなにかのメッセージを伝えたい場合があるので、決して看過してはならない。