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今年後半を易断で占う
易断 今年後半の人生を占う
結果:「水火既存済」
〔大意〕
この卦はなかなか解釈しづらい卦です。意味は既存で「すでに成る」ということで、いまどんな立場の状態であれ、既に成るとすれば、これ以上の進展は考えられないということになります。ところが、この卦は悪いものかというと、成就の芽があるので、すべてが悪いともいえません。この判断が難しいところです。
とにかくあなたは満ち足りた立場にあるのです。しかし人間の欲望はというと、止まる事を知りませんから、いまのあなたの現状で、すべてに満足しているとは考えられません。
そこでどうするかは、まずどんな状況であれ、その状態をすべて肯定することです。現状をまずは認め受け入れつつ、その上で次の計画や目標を立ててください。それは大きものでも小さなものでもかまいません。
とにかく白分の夢や願望を具体的な目標や計画にまで描くことが必要となります。そしてそのことの目標の実現のために、自分が可能と思うようなところから着手するのです。
このときの注意点として気をつけてもらいたいことが、あまりハッスルしないで少しずつ歩幅をとって進めていくことです。
今年の後半の数ヶ月も時間はまだまだあります。計画へ向けて進んでも、エンジンを全開に噴かしてはいけません。道の先のりは長いと思ってください。
これから長い半年期間の旅行に出るような気持ちで、心にゆとりを持ち、同時に新鮮な気持ちを持続していく事です。
一つの目標の山を征服し、次に第二の目標の山にとりかかることになります。しかし、山道を登りスタートはしたけれど、今は夕暮れで足元があまり見えずに不安定ですのでおぼつきません。だからといって、休む時間でもありませんので、あわてたり、あせったりすることも厳禁です。これからの一年の後半がそういう状態にあるという卦です。
今までの易での通常解釈は、この卦で、「はじめがよくて終わりがよくない」といわれて来ています。これを逆転して「終わりよければすべてよし」と今年の後半をするためには、険しい下り坂を下りるときの慎重さをもって、つぎの後半の上り坂に取り組むことといえます。
これは愛の法則でも同様な答えとなり、下に謙遜で降りていく人生、へりくだる生き方をしてこそ柔和で愛のある人格を形成して福と喜び多い人生となれるのです。皆様の今年後半の歩みが実りあるものとなられるように。祈願いたします。
サンクチュアリ鑑定士 承世