運の羽生結弦くん

運の羽生結弦くん

羽生くんの命式
※命式はその人の宿命的運勢と後天的運勢を見るための表です。
　宿命的運勢は、素質や才能や性格、こんな運勢になりますよ的なもの。
　後天的運勢は、宿命的運勢にプラスアルファして
　運勢を変化させる大事なファクター。
　毎年変わる要素と10年ごとに変わる要素があります。
　（細かく見ると月ごと、日ごと、時間ごとも有ります）

命式（羽生くん）
年柱：甲戌
月柱：丙子
日柱：丁卯

大運（10年毎に変わる運期）
2014年まで：丁丑運
2014年から：戊寅運

羽生くんの宿命的運勢
ものすごく繊細なイメージです。
体も細いですが、性格や心も細いんです。
几帳面、気配りしすぎ、清潔、感性が強いというか鋭い、という感じ。
感がいい人。コツをつかむのが上手い、器用すぎる人。
冷静に振る舞っているつもりでも、感情が出やすいので注意が必要。

社会との関わりを意味する柱が非常に良く、
スポットライトを浴びまくる人生を送れます。
人に恵まれる宿命運を持っています。
用神と言ってその人の運勢をプラスにしていく
大事な神様がいるんですけど、
羽生くんの用神はものすごく強いです。
人によってはこの神様が弱かったり役に立たなかったりするんですが、
羽生くんのはめちゃんこ強いです。
羨ましいです。
こういう人はたとえ自分がピンチになっても
必ず助けられる（人から助けられたり、なんか知らないけど回避してたり）
運勢なんです。

羽生くんの後天的運勢
2014年までの運勢は非常に良いですね。
何が良いって自分を応援してくれる運になってます。
応援してくれるとは努力したことが身になるとか、
チャンスをモノにできるとか。
この人もともと水のエレメントが強い人なんですが、
（水は知性や優しさや表現力を表します）
その水気が最大級に強くなっている時なんですよ。
そうすると、もともと感が良くてコツをつかむのが上手い人なんですが、
より一層それが強まって技術の習得レベルが高まる！となるんです。
（知力＋表現力＝技術力も自然に高くなる）

ただですね、水のエレメントは知性（＝イメージ力）を司るのですが、
調子の良い時はイメージ通り上手くいくのですが、
調子が悪くなった時は『このまま上手くいかないんじゃないかな…』
という感じで、
悪いほう悪いほうにイメージが偏ってしまいます。
良くも悪くもスイッチが『入りやすい』人なのです。
でも芸術系の人ってこういう人多いですね。
スランプの時はなにをやっても全然ダメで、
でも突然『神が宿った！！』という具合で
ものすごい力を発揮したりします。

ちなみに、水のエレメントは色気でもあります。
女性でこのエレメントが強い人に会うとドキドキしてしまいます。

羽生くん、気をつけなけりゃいけないのが、2015年からの運勢です。
『戊寅運』と言ってこれ今後10年間続くんですが、
土のエレメントと木のエレメントがせめぎ合うんです。
木のエレメントはさっき書いた『用神』という神様になっていて
すごくいいんですが、
羽生くんにとって土のエレメントはマイナスなのです。
どうマイナスかというと、
人間関係を壊しやすい、
方向性を見失う、
口は災いのもと、
という感じのマイナスです。
こういう時って言わなくていいこと言っちゃうんですよね。
それで『自分は正しい！』と譲らなくなったりするんです。
僕が近くに居るなら『気を付けて！！』と言えるんですが…

とここまで説明書きみたいに記してきましたが、
羽生くん、この間の中国杯で大怪我をしてしまいました。
ちょうどTVを見て応援してたのですが、
本当に痛々しい姿でした。
運の観点からその時なにが起きたか見てみます。

11月8日の羽生くんの運
乙　亥
癸　未
　卯
　亥

貴　常　空　朱
卯　亥　酉　巳
亥　未　巳　癸

亡酉
丁丑
辛巳

というよく分からないとは思いますが、
上記のような運が羽生くんに襲いかかったのです。

これをパッと見たとき一番最初に思ったことは、
『演技を続けるべきじゃなかった…』と言うことです。
一言でいうと『超消耗運』なのです。
絶対演技をするんだという強い意志、
こんな事になっても演技する！という反発心が表から溢れています。
皆さん感動したし、その勇気に敬意を表しました。
ですがそれはやっては駄目なことなのです。
その時の彼の状態を表している宮に
『空』と『亡』という文字が出ています（上の表に記してます）。
『空』というのは僕の使う神様で『天空』という名の神様です。
『亡』はエネルギーがない状態を表してます。
この二つの文字って『空虚』という象を持ってるんです。
なんと言いますか、
意味があるようで意味がない感じです。
その時は皆さん感動して良いんですが、
じゃあ試合が終わったあと彼はどうなるの？
これで選手生命を縮めることになったらどうするの？
その瞬間が大事なのか、これからが大事なのか？
結局演技したことを評価していいのか？
そういう色々考えさせられる事も含めての『空虚』です。

上の表を詳しく分析説明するのは公な場ではちょっと出来ませんが、

衝突
自爆
怪我
喝采
感動
消耗

というキーワードが散りばめられています。
これは11月8日に大怪我した時の彼の運です。

運って偶然のように見えて、実は必然的要素もあるんです。

ただ僕はこれからも彼の活躍を応援します。

祥博拝