承世(しょうせい)先生 「愛のメッセージ」3

7.家庭での父母の愛は真の愛に通じる

父母というものは、子供を愛するときには自分を主張しないで、自分がない立場で子供を愛そうとします。
父母は権限をもって、いつも堂々とした立場で子供を愛するのではありません。
父母は、自分が犠牲になったとしても、子供が立派に育つことを願うのです。

父母は、変わらない愛の主人です。父母という存在は、子供が千態、万態に変わってどのようなことをやっても、「子供のために」という心だけは変わりなく堅持して、わが子に与えようとするのが親の立場です。
ですから、変わらない父母の愛というものはどれほど貴いと言えるでしょうか。
父母ほど私を変らず愛してくれる存在はいません。ですから父母を離れたら最高の不幸と言うことを知っていなければなりません。
世の中で父母以上に私を愛してくれる人に出会うことはできないということです。

また、父母は、愛する子供のために畳が溶けるほど苦労して投入してくれますが、大変だとは思わないというのです。
なぜでしょうか。それは愛しているからです。
自分の血と肉を削ってさえも与えようとしますが、その価値がいくらなのか帳簿に付けておく親がいますか。
そうはしませんね。かえって、全部を与えられなくて、もどかしがるのが父母というものです。

子供において父母に対する喜びは、それこそ世界を代表した喜びにならなければならず、父母において子供に対する喜びは、世界を代表した欲望を充足させられる喜びにならなければなりません。親子の関係は、それにそ宇宙の根本になるものです。
喜びの根本がそこから芽生えるでしょうし、悲しみが始まるならこれ以上の悲しい場がないと、結論づけることができます。

子供が病気になって体が不自由になっている時は、高くて深い父母のその心情は、体の不自由な子供に流れるのが原則です。違うと言う人がいますか。
この中でもし一人障害を持った子がいたら、そのような不具者の子供への親の心は、谷底にあることでしょう。
父母の心情は、てっぺんの大きいところにあります。そのような父母の心情が、頂上からその深い谷底に流れていくのが自然界の法則です。
子供のために生きる父母の胸には、悪いものがありません。
子の服がぼろであればぼろであるほど、悲惨なら悲惨なほど、それが涙の深い谷底を深く掘って、与えられないもどかしさの心情で親は苦しく思い慟哭するのです。

赤ちゃんがうんちするからと言って、恥ずかしがればどうなるでしょうか。うんちをしておしっこをしても恥ずかしがらずに、母親がうんちを片づけるのを見て、きゃっきゃっと言って子供が笑うときが、どれほど純真でしょうか。
愛によってのみ汚物を処理するのも苦にならずに可能となるのです。愛には汚いとか、醜いものがありません。
あばたもえくぼとはこの真理をついています。他人から見たら不美人という奥さんでも、愛する夫からは美人に見えるものです。子供ならなおさらそう見えるでしょう。
愛によってのみ、体臭がくさいとかいっても気にならず、また、おならまで自分のは臭いを嗅ぐ人がいるでしょう。それも愛するが故に可能なのです。そのように愛は克服できないものがありません。

夫の加齢臭が気になるという婦人は愛においては失格者です。本物の愛があるならそれを超越しなければなりません、外顔が平均以下だからと言っても、愛があるなら当然すべてを克服できるようになるでしょう。愛はどんな相手、人種、民族、国家、宗教を超越して一つに結ぶ事のできる蓮のようなものです。

8.夫婦間の愛と親子間の愛では親子間の愛が中心皆さんは、夫婦間の愛と親子間の愛の中で、どちらがより大きいと思われますか。

西洋の人々は、夫婦間の愛が大きいと見られていますが、しかし、そうではありません。夫婦間での愛より、子供のために尽くそうとする愛がもっと大きいのです。

何故かと問えば、夫婦同士の愛では、自分を愛してくれなければ喧嘩が起こりますが、親子間では、愛さなければいけないといって喧嘩が起こるのです。
私たちはこのことから、「ため」に生きる愛がより真の愛に近いということを、知ることができるのです。どんなに強い男性も、どんなにきつい女性も、その愛の前には頭を下げるのです。
したがって、夫婦間で愛されたいというのより、子を愛さないといけないという父母の愛のほうが中心となるものであり、縦的なものであり、天の法度に近い道に従っていくものと言うことになります。

その理屈から言って、親子間の愛がより中心となるといえるのです。

以上スピーチ時間制限内で語れる分お話しましたが、電話鑑定時では、もっと豊富に時間内ー杯に、この「愛のテーマ」が、開運アドバイスとして随所にでてくると思います。
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